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2014年6月1日日曜日

詩 真夏の海




真夏の海

気温の上昇し温度計のメモリが沸騰した季節。

暑い砂浜。

ここまで暑いと、頭がはたらかず、残業してもはかどらない。

アパシーの夏場の無気力。

湯気が蜃気楼のように過去の記憶をぼんやり空想している。

中華食堂の排気ガスと東京の喧騒もぼんやりと。

ここまでくると、海辺で寝そべってさぼってもゆるされる海。

試験管の中の海はだらける気温。

少しシーズン前の寒い海

頭が冴えてシャープになる肌寒い風の吹く海岸。

海には誰も入らず、潮風がただ過ぎる。



カレンダーのように変化する季節の海。