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2014年10月9日木曜日

ライトアリスタンダー消滅







ライトアリスタンダー 










1


苦し紛れにライトアリスタンダーは魔王の剣を振り下ろす。
ズオオオガッ
ギシィイイン

プレスローラーでステファノは受け止める。
刃がない剣なので剣先をしっかりと握りしめる。

ちなみにプレスローラーになれすぎると刃のある剣のとき扱いに途惑う。
      
ステファノは足を前後に開き、両手で巨大な剣を受け止めふんばる。
オーラのエンジン全開にした。
「おおお、しゃあああ」
ステファノはさばいて巨大な魔王の剣を地面に落とす。
金属の摩擦音が恐ろしく響いた。

魔王は今度はフレイムエクスプロードを使ってきた。

「そう何度も喰らうかい」
イプセンとサンダナ、タイガータンクは爆風に舞い上がり剣を振るった。
「もう、剣に魔法はかかってねえ、が」

イプセンのオーバーブレード
978
サンダナのグッドソード
875
タイガータンクのタイガーショット
7012


ライトアリスダンダーは片腕の昆虫の足のような腕から蜘蛛の巣をだしてきた。
【ウェブ】

三人は蜘蛛の巣にからまりうごけなくなった。
「くそ、剣で切ろうとしても、半部液体みたいに粘るぞ」

水薬はもうほぼ空だ。

魔王の剣がネオにむかう。
「はっ」
「危ない!」
ステファノの叫び声がきこえた。

「ネオバリア」
びびびぃいい
ネオは巨大な剣でばっくり斬られていた。
「あが、バリアで何とか防いだけど、鎧をつけないで制服で闘ったのがアダになったか」
1004ダメージ。

セプティミウスの攻撃。

【六段】
ウェブを昆虫の腕から出しからめた。
「チッ、くそおしい…」

ライムウィンドウをライトアリスタンダーは唱えた。
緑色の球の風がふきつける。
王子は星空の兜で吸収した。

ステファノが奥の手を使う。
「敵も最後だ。お互い力を出し切ろう。これを使うと残りのオーラが…、フォルトナト少佐あとはたのみましたよ」

ステファノは前身のオーラを右手に集める。
しゅごおおおおおっ。

そして斜め下からゴールにシュートをいれるように、魔王に飛んだ。

「アトミックソーサー」
≪ぬごおん!?≫

バチバチとはじける灼熱の右手。
それを魔王の額に突き刺した。

≪ぐごおおおおお≫

24501

勝負あった。

魔王の影は渦に飲み込まれるように何かにすいこまれていく。

≪二度までやられると、ぐは、あああ……死の世界ネクロポリスでお前たちを待つ。再びこの城に来たときには、要塞の中が違っているだろう…あらゆる魔人のすみか、があああ≫

魔王はゆらめき、断末魔をあげきえていった。

とらえられた魂は解放された。

ブレア姫も解放された。
アルクレオン王子が救出する。
「姉上!」

【真鍮のカギ】
ライトアリスタンダーはネクロポリスへ通じるカギをのこしていった。

「これが戦利品か…ネクロポリス…」




2



ブレア姫をつれてエスフラーデス2号にもどる。
念力砲ではじきとばされたメンバーはその辺の野原に倒れていて船でひろった。

カーターとアランはエスフラーデス2号の中のソードショップで武器を買った。
今回のメンバー全員にそれぞれ10000コインのボーナスが支払われると連絡が来ていた。

アランは再びゴールドエクスカリバーを買った。
「久しぶりに持つと軽くなっているな。まだ、強い武器は無理だ。これになじむところから行くぞ」

カーターは
「なにもない。私に会う武器は…ライオンソードも通用しなくなってきたし」
ファジオはエクセレントソードのお礼に、ボーナスのうち7000コインをカーターにゆずった。
「しかたない…グッドソードにするか」
カーターはなぜかマッチする武器が希少なのであった。

マッハールに話を聞いてロビンは死霊の弓矢のことをきいた。
マッハールは草原で降りた。

アルクレオン城。
王子とブレア姫はお礼を言って降りていった。
ロビンは死霊の弓矢を買おうとしたが、王子が無料で進呈した。
「このたびは、誠にお世話になりました」



3


セルウィウスはアルクレオン王子をみて、強大な軍事力や、莫大な経済力を誇る我がグラディウス帝国を子供のようだと感じた。
バルハルの小国の力では、得体の知れない未知のちからをもった自分たちを避けるのは不可避なことだろう。
今回は協力者だが、政治的軍事的に圧力をかけられたら?
対抗処置をとる。それだけの体力がこの国にはないだろう。
マッハールの部落ならまだしも…

エスフラーデス号は惑星バルハルを上空から一周して飛び去った。
まるで地図のようにバルハルの地形が理解できた。


エスフラーデス2号はエジオン、コイン、グレートシティ、帝国とメンバーをおろしていった。



4


アルクレオン王は宴を準備した。
三世王子は照れながらも、国民と両親の歓待をうけた。

姉のブレア姫はいった。
「魔王から助けてくれたのはありがたいけど…身内のアンタかあ」
父王が間にはいった。
「まあ、そうだな。身内ではうれしさが半減するだろうがな。今はめでたい宴だ。あやしげな魔王は去った」

国の踊りを踊る娘など参加して踊っていったが、三世王子は悪徳だといってあまりよろこばなかった。


5



ヨナタンはエスフラーデス2号のなかでジルにライムウィンドウの魔法を教わっていた。
「できた」
しかし、グリーングラスは会得できなかった。
確実に今回の戦いで成長していた。

グラディウス帝国にかえりつく。
草深い惑星バルハルにくらべると、巨大なシティの軍事帝国。
メカニカルな床がどこまでも走り続ける。

「ヨナタン、ヨナタン!!」
「エスフラーデス、バンザイ!」
「ライトアリスタンダーをたおした英雄!」
と騒ぎになった。








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