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2014年9月14日日曜日

エスフラーデス2号で戦士を集めて









エスフラーデス2号で戦士を集めて















1


船は時空警察からコインに向かって進んでいる。
ナギサはイプセンとスキャッチをみると、「ひさしぶりっ」と声をかけた。
ふたりは「あぁ」と声にならない声を出した。

ヨナタンが自分の武器をみせた。
「オヤジに買ってもらったリバーキャップアクス!!」
Gソルジャーが解説する。
「無用なつなぎ目がないから頑丈で壊れない」
「オレの闘志もそう壊れないし。この斧でバッサバサ敵を封じるし」

ジュールは忙しかった。
「復活したライトアリスタンダーは前より強くなっているのかどうか?やることがたくさんあるよ、もう!」



2


みるとゴールドウィンの地獄牢に閉じ込められていた巨人が太陽に十字架につけられたかのように身をうずめ、腕を水平に伸ばして瞑想している。
クラークが声をかけた。
「よう、ひさしぶりだな。なにをしている」
「…おまえは…修行だ。自分が田舎者にすぎないことを知ったのだ。上の世界の連中は素晴らしい力を手に入れているぞ…」
「ライトアリスタンダーが復活したのを知っているのか」
「知らん、お前たちで何とかしろ」
「…それで、お前の名前は?」
「…ニクス…」
「ニクスか」



3


バーラルデビルとライトアリスタンダーが惑星バルハルの城で話している。
「父よ…この王女を生け贄に殺していないのに、どのように復活なされたのですか」
「我が子よ…ワシは自力で死の淵からはいあがってきた。そのために失ったものもあるが…より怨念はすさまじく、悪徳の心は迷いがなくなってきたのだ」



4


アルクレオン王子はボルネオに向かう船に乗った。
航海は無事に終わったが、王子に吹きつける恐怖が暴風のようにふきつけ、王子の心を圧迫した。
敵のアジトはボルネオ周辺だと思いきや、手掛かりはなかった。
魔王アリスタンダーの復活などとボルネオの港町ではささやかれている。
王子はアルクレオン王の言葉を思い出した。
「敵のアジトがみつかったら手紙かもどってくるかしろ。軍隊を差し向ける」

王子は歩き疲れて宿のベットに倒れた。
「どうやら、長旅になるようだぞ」

ボルネオで金貨を支払い馬を買った。
得意の馬術で走る。
魔王の復活と関係あるのか、モンスターなどみあたらなかった。



5


コインでロビンとマジックギャルを乗せた。

マジックギャル 「あ、あの、よろしくお願いします」
ナギサ(渚) 「なんの、なんの」
ロビン 「この部屋か。またお世話になるずら」

フォルトナト 「コインか…十何年前に来たことがあるばかりだ」

次はエジオンまで迎えに行ってくれとクラーク王にいわれた。
エスフラーデス2号はエジオンに向かう。


セプティミウス 「あれ!?オーブリーとエドアールは?」
アルキポ 「あいつら、やる気なくすの早いんだ」




6


ジュールが船のコントロール室のモニターに映った。
「解読した、アリスタンダーの秘術を送るよ。印刷して保存して…」
それは、魔法を蓄熱する術だという。
魔法を圧縮して力をため込み一気に爆発させる。
まだ、未開拓の術だった。

マジックギャル 「これは…私には読めません」
ジル 「なんとか、わたしがわかるけど。理解するのに時間が」
そういってジルは自分たちのエリアのリフレッシュルームにひきこんで術を会得しようとがんばった。



7


コイン・ゴールドウィン

アリスシスターは夜には街を歩き、手頃な獲物の生き血を吸い、殺していた。
魔王の血液を注射した腕には蜘蛛のような腫れができあがり、どくどくいっている。
心も体も魔王に支配されつつあった。
「うしゅるううう。もっと温かい血が吸いたい…」
そのとき深夜にパトロールの軍と警官が追ってきた。
「いたぞ、魔王の手下だ!」
「むっ!?」

「くらえゴールドエクスカリバー!!」

アリスシスターの魔力はどんどん上がっていった。
犠牲者はなんと70名をこえた。
前代未聞の大惨事となる。

クラークのところまで話が来たが、「うう、魔王をあいつらが倒せば収まる」としかいわかなった。
「よければラッキーストーンを買ってくれ。軽い魔除けの効果があるぞ」



8


ドラゴンガールは空を飛ぶ魔王の姿を見た。
「あれは…魔王でしょうか…」
ドラゴンガールは巨大なドラゴンに乗ってマッハールのいるステップ地帯まで旅を始めた。

マッハールも魔王の姿を見た。
バーラルデビルに襲われた恐怖から、心に残らないよう暮らしていた。

そんなとき、ドラゴンの背に乗った少女が来た。
「あなたは…まえに倒れていたところを…」
「ぬっ、魔王の手のものか」

マッハールとドラゴンガールはともにバルハルに異変をもたらす魔王の様子を探りに旅に出た。
メリーサのいるワンウリーまで二人は旅する。



9


エキサイトトラッカー(ジャポネロ)は無口で無言で通す。
ワニの背中に乗ってジャングルのお宝を探しに行ったりする。
彼は今、金を印刷して配ることを野望としている。
いくらでもすればいいという都合のいいものではないと踏んでいた。
オークションのようなもので、なんとなく印刷しすぎると価値が下がる。
株とかも同じだろうけど、切り売りする会社がないし、切り売りするのは都合が悪かった。
バカのひとつ覚えみたいに連打するのがうまいのではなくて、最大値がどこになるのか、考えてコントロールして儲けるのが大事でそれが仕事だというのが彼の信条だった。

まんまと、時空警察からパンドーラという2クラウンしないかするという宝石を盗みだした。
どうやって盗ったかは秘密だ。
次は、魔王復活のうわさを聞いて、バルハルの空港まで宇宙船に搭乗してやってきた。
しばらく身元を隠す意味もある。
魔王の住処でお宝を頂戴しようと意気込んで(エキサイト)いた。
 









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