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2014年8月16日土曜日

ドラゴン多発地帯 メンバーB








ゴン発地帯 メンバー






メンバーB
ナギサ(渚)
アルフレット
エドアール
ロビン
 



1


タイガータンクとエドアールはドリンガンとの戦闘で受けたダメージを回復するため、グラディウス帝国最新の医療マシーンを使った。
「レントゲンかCTみたいだな。光を浴びるだけでいいのか」

明るいライトがビーッと横切る。
レントゲンと同じで何も感じない。
「これだけかよ」
ところが…
「た…確かに、回復しているぞ」

「手術も光が横切るだけで完了します」


エドアール、アルフレット、ナギサ、ロビンは湿地帯の探索に出かけた。
「いってきまーす」ナギサはそういって手を振った。
ポーラとレナは宇宙船の修復に忙しい。

冬なら雪が積もるだろう。
なんとなくそう感じた。
広々とした湿地帯。

「今の季節ってなんなんだ。この星ってオイラがいたゼルダの森と同じ世界か…冬ならしんしんと雪が積もっているぜ」ロビンがそういう。
「雪道などズボッと湖に足がはまって凍えそうだな」エドアールがいう。

スパイシーリザード4体

奇抜で毒々しいが新鮮な色合いのトカゲ。

「ドラゴンショット!!」
エドアールは早々と動いた。

ブオン
9999
リザードの一体は胴体がちぎれて動かなくなった。

「アウトセーバー」
アルフレットが大きな両刃の剣をとりだす。
向こうから仕掛けてきた。

【バクテリアブレス】
ズガーと水滴の混じった細菌の息をはきかける。
アルフレットはオーラではじきかえした。
ロビンが吸い込んだ。
「ごほっごほっ、大丈夫か、毒消しあんのか」

ナギサがストレートカットをはなつ。

ビッ
1021
スパイシーリザードは牙で襲いかかってきた。
「きゃあああ」
ナギサは喰いつかれた。
アルフレットの重い剣がリザードの頭をたたきつぶす。
ロビンのスカラムーシュ
678

ドラゴンソード
4512
「まとめていくか…アルフレットシャワー」
アルフレットが金色に光った。いったん暗くなり、両手からシャワーのようにオーラが放出された。
ジュワワワワー

ダメージを受けていたトカゲどもはなんなく焼きつくされた。

「このメンバーならいけるな」エドアールはそういった。
「さすがですね。今まで相当経験を積んできたようで」ナギサはそういってレッドソードをさやにおさめた。



2


オレンジ色の太陽が当たりの大地を波うつかのように照らす。
色の濃淡や加減だけで一色刷りのように目に映る。
湖もオレンジなら岩もあっちの山までオレンジ色をしている。

4人はドラゴンガールに気がついた。
「あ、あれは…岩に女の子が乗っている」ナギサがいう。
「なにしているんだ?あんなところに一人」エドアールがいう。
「それどころじゃないずら。こんなドラゴン多発地帯に危ないはずずら」ロビンがいう。

みると岩がゆっくり動いた。
「動いた…」
向こうもこちらに気がつく。
「!?ドラゴンだ。ドラゴンを操る魔女か」アルフレットがいう。

「こんにちは…あなた方は?」
ローブをみにまとい、片腕を下げ、もう一方を水平に湖の方向に伸ばしていた。
神秘的な少女だった。

「ドラゴンを操れるのか」エドアールがいった。
「ええ、この子はゼットドン。あなた方はどこから?」
「違う星から空飛ぶ船できたずら」ロビンがいった。
「空飛ぶ船!?魔法の力が発達しているようですね」

少女によるとアルクレオンの城が反対方向にあるという。
不思議な力を持った自分に戸惑い、人間と街で暮らす生活にはなじめず、こうしてここで日々を送っているという。
「なるほどね」アルフレットがいう。
「確かに危険な巨竜をあやつっている…」エドアールもいう。
「おっかないずら」ロビンがいう。

「こうした力を秘めた自分は何者なのでしょうか」
「あの…両親とかは…」ナギサがたずねた。
記憶にあるときからこうしてすごしていたという。

「それはまた…」ナギサがそういった。
「もう少し先に知恵の泉があります。その水を飲むと知恵がつくといいます」

そういってわかれた。



3


知恵の泉はみつかった。
水筒に水を汲んでもって帰ることにした。

「母船に連絡をとるか」アルフレットが電話をかけた。アルキポが電話に出た。
≪おお、どうした!?船ならまだ修復してねーぞ≫
「いい土産も手に入れた。面白い人物にもあったし…ただこのへんは湿地が広がってドラゴンがいるだけだ。そろそろもどろうとおもう」
≪いきなりもどってくるっていったら、おまえまじめにやれっていうけどな。そんだけ探索したなら帰って来い…≫

そのとき空にコウモリの大軍みたいなものが見えた。
「翼竜だ!」



4


エドアールがレフトハングオンを使った。
助走をつけてとび跳ねたが、プテラノドンにかすらないくらいで届かない。
「グッ」
翼竜たちはどんどん仲間を呼んでいる。
次から次へとプテラノドンが増えて空を暗くするまで羽ばたいている。

アルフレットが「君たちだとジェントルマンが比較的やりやすい」といった。「オーラを最小限に節約した技。オーラで風を起こし間接的にダメージを与える」

【アルフレットハリケーン】

プテラノドンの群れは竜巻にのまれて、墜落しそうに乱れた。
「まともに相手していたらきりがないぞ」エドアールがそういって4人は船にもどった。


5


エスフラーデス号にもどると知恵の泉の水を見せた。
「まずオーブリーが毒みをしろ」アルフレットがいう。
「えーなんでぼくが」オーブリーがいった。
「ジルが腹を壊したらまずいだろ」
「どら貸せ、オレが飲んでやる」
アルキポはそういうとプラスチックのカップに注いだ透明の泉の水を飲んだ。
「どうだ?」
「無味無臭だな…う、ん?」
アルキポは新しいドラゴンソードの技を思いつきかけた。知恵の泉の水の力だった。
「なんともないぞ」
オーブリーとジルもカップ一杯飲んだ。
二人とも魔法の力が少しだけパワーアップした。











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