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2014年8月4日月曜日

時空小説ただいま連載中!


ここにできたての小説が載ります。

黒板のように古くなると消去され、まとまるとサイトにのります。




アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (10


5


ジュール 「打診してきたよ…」

魔界四武者とくじびきで対戦相手を決めるという。
四人のソルジャーをそろえるよう要求してきた。

セドウィック 「それで、一対一で4試合したあとどうするんだ?」
ジュール 「むこうによると、生き残りでもういちどくじを引くっていうよ」
エパフロデット 「ふーん、勝ち負けしだいであべこべになるような」
ジュール 「一旦休みで繰り越すって」



6



アガメムノン 「競技のような戦争か…たしかにネクロポリスに伝わるが。いいところと悪いところがある。そう簡単に相手の戦力を削げるか」
腹心の男 「なに、こっちが実力で勝れば向こうの戦意にひびく。お互い軍事力を消耗せずに方針を転換させることができる。デスマッチとはいえ死はないだろう。この戦争…馬鹿力の綱引きというよりパズルのような頭脳戦のほうがメモリの針が傾いておる」



7


みんな 「やる気がありすぎてもファウルをとられる!!」
テモテ 「そんなのルールを守れない言い訳じゃないの」
ステファノ 「今回はスポーツの試合じゃない。ルール無用のデスマッチといってきている!だが、戦争をテレビで中継するな!!」
ビシとステファノは言い放った。


フォールスチャート 「面白くなってきた…」
アガメムノン 「面白くなるか…いまいちひっかかるが」




アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (11




1



魔界四武者との対戦するこちら側の戦士は…

エドアール
アルキポ
メラネウス
アルフレット
の四名だった。
それは結果的にそうなった。
だが、いきさつでは簡単に決まらなかったという。




2



コインメタトリー・エカルテ城

クラーク 「時空警察にいつもの借りを返すチャンスだがなあ」
エドガー 「わたしはそれを願っているが」
ホワイト 「時空警察の厄介事で国力をいたづらに消耗してはどうかと」
秘書猫 「めずらしいんですよ。時空警察が自分のゴタゴタでまきこむのは」
クラーク 「あちらのお国にしちゃ珍しいから大人になって聞いてやれってのもあるかもしれないけど、国力が違うぞ、時空警察は」
エドガー 「なにを、気弱な。クラーク王!時空警察は巨大帝国といえ味方であるが牛耳られてはいけませんぞ。なにもかにも時空警察の支配地区になってしまいますぞ」
クラーク 「それも考えている……だけどな、時空警察よりまだ向こうのグラディウス帝国」
秘書猫 「ああ、王は旅して見学してきた」
クラーク 「そう、あそこも参戦と意気込んでいるけど…正直いざとなったら和睦をいいだす中立の態勢をコインは取っていた方がいいと思わないか」
ホワイト 「いいと思います。軍事で国がやられるより、意見を出して停戦にこぎつけたほうが」
クラーク 「だろ、力任せ、勢い任せで参戦したら最後だ。だけどコインの円盤よっつの力で大戦争に口をはさめるか。グラディウス帝国と口裏合わせたいんだ。本音ではな」
エドガー 「まったく反対でもないですがな。ではグラディウス帝国に打診なされ」
クラーク 「それが、直通で電話しにくい。オレの気力じゃ手が動かないんだ。あんな時空警察と対はる巨大帝国じゃ。意志の力が足りない」
ホワイト 「ゴールドウィンなど、コインの四カ国意見を揃えて」
クラーク 「それだな。でも四カ国の王みんな気弱になるぞ。電話かける意思が弱いな……それにしてもエドアールはいったか」
秘書猫 「彼は宇宙船で時空警察に向かいました」
エドガー 「ロビンを連れてな」
クラーク 「そうか、奴は参戦するが、エカルテ王国は停戦のため見守る。これがエカルテの公式見解だ」
エドガー 「ふむ」
ホワイト 「ラジャ」
秘書猫 「わかりました」







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