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2014年5月13日火曜日

森の勇士ロビン







の勇ロビ









1



森の勇士ロビンは小屋からでて野苺をさがしにいきました。
ロビンは茂みのむこうにみつけ、野苺をバスケットに摘みました。
そして、小屋にもどると野苺とミルク、ビスケットの食事を食べました。
お爺さんと母親は数年前に亡くなって、親父も出稼ぎに出かけたまま帰らぬ人となっていました。
「うまいなあ。オイラのビスケット…」

形見の金の針を取りだして眺める。

ここはゼルダの森。
森の端は海が結構近くにあった。
「いつか帆船をうかべて海をわたるぞー」
ロビンはのびをした。

獣の吠える声がする。

【毛むくじゃらの獣人】
「なんだ一匹か。ホッ」

勇士ロビンの装備

武器 : 狩人の弓矢
かぶと : 緑色のハット
鎧 : 緑色の服

森の対決

かつてクラークやパーカーが闘った、コインのエカルテ姫(現ザール婦人)をおそった獣王のなかまかもしれない。

狩人の弓矢 612
ガッ
「こいつは、そう凶暴なやつじゃないな。よかったぞ」
ツメ 170
「ぐうう、いてて」
ロビンは距離をとる。
おってくる獣人に狩人の弓矢を放つ。
ドビュ 784
「がるうううう」
クマのような爪が襲ってくる。

ロビンはしゃがみこみ爪をかわす。
弓矢をかかえ、数歩後ろに下がり狙う。
「やっ!」
ドス 814

数本の矢がささった毛むくじゃらの獣人はドッとたおれた。
「ふう、やれやれ」
ロビンは額の汗を腕でぬぐう。



2


次の日、ロビンは小屋から離れてゼルダの森を探索していた。
「あっ!?」
みると青年の石像がある。

「なんだぁ~石像だ」
ポケットから金の針をだした。
「金の針は魔法の力を打ち消す力があるって」
磁力のように反発している。

ロビンは試しに石像を金の針で刺して見ました。
ボワンボボンボカン
煙がバブルのように吹きだし、オーブリーの石化の魔力がはじけとんだ。

「うおうわ!?」ロビンは驚いてのけぞった。
「ハッ、僕は…」
オーブリーは石からもどり、意識を回復した。

「君は…?」
「なんだぁ!?オイラは森のロビン。そういうアンタはだれだぁ?」
「オーブリー・ウォーター」




3


「うっ」
レベルラハムにやられたダメージは石化が回復してものこっていた。
「だいじょうぶか?ホラ、オイラのチョコボールわけてやるよ。すこしだけな」
「あ…ありがとう」
オーブリーはチョコボールを食べた。ダメージが回復する。
「どうだ」
「うん、あまくておいしい。歩けるくらいは良くなった」
「うちの小屋に来いよ」
「ありがとう。お礼にこのブルーレイピアをあげよう」
「おおっ!青白い短剣だ。でも、そっちの剣は」
「うん?!これはイーグルフルーレ」
刀身を抜いてみせる。
「…そっちがいいなあ。黄金の剣か。あれ?でもオイラの金の針とにている輝きだなあ」
ロビンは金の針をとりだしてオーブリーにみせた。
「ホントだ。そっくりの材質だ。きっとそれで石の魔法を打ち消したんだ」
「そんとおりさ」

ふたりはロビンの小屋までもどり休んだ。

木でできたイスにこしかけ、キノコのシチューと硬いパンを食べた。
それから地図をひろげた。
「ここはいったいどこなんだ?」
オーブリーがそういってロビンに尋ねた。
「バルハルの世界といわれる。ここはゼルダの森」
地図にギリギリお城がかかれている。
「バルハル…!そうか、ここは惑星バルハルかぁ…ここは…ワンウリー城か、ここにいってみようか」
「ワンウリー城!?遠いぞ。大きい川をこえてまだむこうだ」
「うーん、結構な距離か」
次の日二人は旅立った。



4


「ルターはだから王様の能力の何分の一かをもっていたんだ」オーブリーがいう。「意見は大勢に受けいられた。思想というのか。でも、問題は戦争がおきたとき、王様のように軍隊を動かす能力や停戦、どうしたらいいかの能力がなった」
「それで?」
「ルターもかなり悩んだが、敵味方傷つけた。いい意見を言うのもいいけど、危険でもあるんだ」
「そうかあ。王様だって戦争で人を傷つけたりすらあ」
「そうだな。でも意見も思想もないと原始的でなお暮らしにくい…」

森の中を徒歩で進む。長い道のりだった。森から抜けて見晴らしが良くなった。
「森を抜けたな」
「オーブリーのあんちゃん、ここいらで休もう。川を見つけたら」
さらにすすむと大きい川があった。
ロビンがいった。「あったぞ、川だ。前に来たときからひさしぶりだけど」
二人は水を汲んでごくごく飲んだ。

「魚を釣って焼いて食おう」
もう夕方というより暗くなってきている。
森は抜け出たが川の近くは暗くて危ない。
たきぎをひろってきて燃やした。
ゴウと火が燃える。
ロビンの釣り道具で4匹の釣った魚のはらわたをナイフでくりぬき、口に枝をさして火であぶった。
パチパチと焼けてはじける。
煙が香ばしい。
「足が痛いな。なれない森を歩いて疲れた」
「あんちゃん、自分から行きたいといったんだから弱音はくな」
「ごめん、そうだな。君にいわれると励まされる」
「あまりオイラに頼るなよな」
二人は魚を食べて焚き火の横で寝た。



5


ワンウリー城を目指して歩き続けた。
川から遠ざかるにつれ起伏のおおらかな丘のようになる。
「はぁはぁ、平らな道の方がありがたいけどな」オーブリーも堪えてきた。歩きっぱなしだ。
「弱音を吐くなよ。オイラもゼルダの森からこんな離れてきたのは初めてだぜ」

日が暮れてきたころ、丘をあがったとき街並みが見えてきた。
「ある!あっちに町だ。はあはあ」
「はあはあ。小柄なオイラでも疲れたぞ」

一行は宿屋に泊って休んだ。
やはりここは、ワンウリーの国だった。
地球でいうペルシアとトルコのような雰囲気と中国のようでスラブのようでもある。ヨーロッらしさも混じっている。
お触れが出ている。
公園に立札が…

[我が国の女王メリーサが眠り病にとりつかれた。良い医者はお城の守衛まで]
オーブリーはメリーサをしらない。
ついこの間、蛇女メリーサとしてザールと対戦していた。
何度か目の転生に置いて惑星バルハルのワンウリー城のあとをついでいた。

オーブリー達は行ってみた。

大臣が姫の寝室に連れていった。
「直接入っていいんですか?」オーブリーが遠慮した。
「医者の類じゃ、かまわんでしょう。姫はこの城に封印されていた美の小箱をみつけてしまったのですじゃ」
「美の小箱!?もしかしてレベルラハムが探していたモノはそれか!?アッハハ」
「お笑いになるとは頼もしい。腕がよろしいようでなによりです」
「いや…」
「ところが美の力が強すぎて強力な眠りに落ちてしまっております」
重甲なドアをあけて寝室に入る。
豪華な寝台にメリーサが眠っていた。

「おおーっ」オーブリーは驚いて声を上げた。
「すごいや」パチパチ。ロビンは拍手した。
「なんだかサイキックな美しさだ。斬新なアートと威圧感とやや毒気のいりまじったような。禍々しいけど迫力あるな」
「ごほん」

黒いバラのような死と生の女王という印象だった。
メリーサは以前より確かにパワーアップしていた。
さらに美の小箱の力なのか、石化の術もいまだ使えた。だが眠っている。

「それでどうですかな?!」
「うーん。ロビン…どう思う」
「こいつは目覚める薬とかかなあ」
「図書館の古い書物など活用してくだされ」



6


図書館はカビ臭く、古い書物がたくさん詰まっていた。
「ふーん、オイラ活字にあまり親しみがないけど読めるから…ずいぶん古臭い本がつまさっているなあ」
「ああ、読みふけってしまうなあ」
ふたりは本を引っ張りだしては眺めた。
「地図だ。はさまっているぞ」
オーブリーは本にはさまった地図をひろげた。
「ギズモンド帝国がここから海を渡った大陸にある!そうかここか」
以外と地図を見る限りでは近くだ。だが直線経路ではなく曲がりくねった道を渡るとなると遠いのだろう。

夜はエスカルゴ(かたつむり)の料理だった。
大臣がいった。
「ゆでたエスカルゴをスパイスとニンニクと玉ねぎで味付けし、殻に戻してバターとオーブンで焼いた料理ですじゃ。たんと召し上がれ」

ふたりはエスカルゴとワインとパンの夕食をとった。
「辛いぞ」

「塩辛いや。薄赤いワインが飲まさるぞ」








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