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2013年9月2日月曜日

ジャイロダイン





ジャロダイ












1



第一団がジャイロダインに向かった。

ウルフ、アルセウス、アルフレット、ファジオ、エルダ、他50名が飛んだ。

中は重力が利いていて、立っていられるが外周での作業は無重力だ。よその宇宙船との連絡をどうするのか考えていたが、空間でエンジンを止め、パイプの吸いだし口から物資をやりとりする。
人間はジャイロの回転の中央から出入りする。

その部分のコネクトがうまく出来ている。
さらに外周にも重力がないがせまいハウスがおかれ、監視員、連絡員をおく。
つねにいるともたないので、無人の時間はモニターとカメラを設置。


「中」は狭い。大型団地4棟と公園、基地(本局)商業施設、コンビニ、オフィス低ビルなど。

小さい街が回転する円柱ケースに収まっている感じだ。

「外周のほうが宇宙ステーションという気がしますよ」
ウルフは笑ってそうファジオにいったが、ファジオは答えなかった。

エルダと団地の一部屋を借りて住む。
「不思議…空の上に地上がある。万華鏡みたいな」

ジャイロダインが回転すると浮かんでいた世界に重力が発生する。
最初はフワとひっぱられ、トランポリンのように重さを感じる。
回転が進むと地上の重さになった。

「狭いから一年も暮らすと圧迫感を感じますよ」ウルフは何かあるとファジオに話しかけてきた。

パーカーから連絡があり、基地にウルフが在住して、そのまま住居のように暮らす。
「なんだ、団地に部屋を借りるんじゃなくて住み込みかよ~」
南極の基地みたいな感じだった。

ときどき、外周のハウスにも出向く。

ファジオはジャイロダインの武器ショップを普段管理することになった。

「店か、することがあっていい」
他の任務はモンスターからステーションを守る。治安維持などだ。


ファイティングカッター
ボーンランス
スペースユニフォーム
デジタルオペラグラス

値段を自分で決めろという。
「エジオンは貨幣がないからわからん。そっちで決めていい」

地球で務めると上からいわれるが、自分が管理者なので気楽だった。
商品を棚に飾り、埃を時々払う。
「半分自営業みたいだな。でも、自営業の奴らがよくいう、『自分でやっているだけ』がわかる。夏休みに家に自分でいて何かやっている感覚だ」

気楽な変わり、自分で家にいる感じ以上でもそれ以下でもない。
居心地は自分自身で決まる。
時空警察のさっそうとしたイメージをファジオはいまだにうらやましい気持ちが払拭できないでいた。

「狭い世間だから、わけのわかる人にお互いなるしかないですよ」ウルフはみんなに泣きついた。





2


エジオンの住居は家具が基本完備されていたが、ジャイロの団地では一から引っ越しだった。
エルダは「よし!やるか」と、引っ越しと大掃除の格好をして、ととのえた。
「こういうの誰が手配するんだ?」ファジオは開けて見て驚いた。必要なものが一通りケースにはいって届けられている。

ケースから取り出して、部屋をつくる。
「結構狭いね。家具入れたら」エルダはそういった。

「みなさん、準備は進んでいますかー」ウルフが「コンビニであまった弁当です。お茶もよければどうぞ」と配っていた。「コンビニの店長来ないのかよ」

アルフレットとアルセウスも自分で準備を整えた。
アルセウスがいった。
「本当に終えたのか」
「適当だが…」
「…こぎれいだ。私の負けの気がする」
こぎれいさでは二人は優秀だった。

「男の一人暮らしにしては、清潔で」ウルフが弁当を配って置いていった。
「お宅は?」アルフレットがきいた。
「コタツですよ」

今度はウルフは一階でファジオと話していた。
「パーカーさんに嫌気がさしたら、ここをやめて時空警察で事務員をやりますよ。正社員の引く手あまたなんで」そうウルフはいっていた。
ファジオものっていた。
「時空警察なんて優秀な武器をずらっと完備して、何もかも整列しているんでしょ!?ギャラクシーソードとか、得体も知れない鎧とかきこんでさわやかに!?」
ウルフは「ギャラクシーソード?」とスマートフォンで検索していた。
「あっ、ネットつながるな。よし」


基地の司令官室にウルフは入った。
「ふー、雑用がいっぱいでやっとここに座れる。お、さすがいいイスだ」
イスとデスクは高級だった。
新品のコンピュータと家具が整列している。

「誰だ、準備してくれたのは?自分でやってもよかったのにな」
ウルフの部下数名だった。

モニターのスイッチをいれる。
「情報が多すぎて何していいかわかんねェぞ。オレにジャイロダインなんてでかい車、転がせるのか?」

司令官になった実感に浸れる時だった。



3


パーカーと通信した。
画面に映る。
「どうだ?」
ウルフがカップラーメンをすすりながらしゃべる。
≪ええ、雑用に追われてますが何とか…≫
「はじめは広告はこっちで出す」
≪ああ、本国で…ジャイロダインの経済圏を回転させないと。そのために宇宙船を誘致…≫
「そうだな。アルフレットがきらわれものになってないか!?」
≪きいてませんが…≫
「そうか」
≪マネーを導入しないと変だとかいう声が≫
「ううむ。それは難しい。すぐにはきめられない。外客ようにはプリペイド式の電子通貨を導入しろ」
≪あれはバルハルとかだと使えないような…≫
「そういう客は貴金属だ。くだもので買い取りたいはダメだ」


第二団として、医師、コンビニ店員、その他民間人がジャイロダインに飛んだ。



4


ファジオは店屋で荷物をほどいていた。
「武器の種類がもっと欲しいけどな」

飾りの壺をおいて、商品を展示する。
のんびりやった。

自分が客のときの経験だと接客がきっちりしたところだと客も滅多な動きができない。
紳士的な行動しかとれないし、汚せない。店員の自分としては万が一の対応がスムーズかもしれない。
店員が自由にしている雰囲気の店では、客もおおらかだ。
だが、あまりに気楽過ぎると客が自分の家みたいに勝手なことをした時止めるのが難しい。でも圧迫感がない店になる。
「どうするかな」
普段の自分の態度か…

インターネットのパソコンを店の端に観葉植物のしげみで見えにくくしたデスクに設置した。ポスシステムの入った業務用端末(レジ等)を目立つメインデスクに置いた。
客はまだ誰も来ない。
外来の宇宙船が来ない。

ネットでいろんな武器の相場を見る。
「どうするかな。値決か…」

いろいろやることがあった。


エルダが「フラワーショップで花を買って(取って)きちゃった。お店にも持っていって。そのうちお店を見物に行っていい?」といっていた。
ひまなとき見に来てもいい。

ウルフも一度だけ見に来たが手伝わないで帰っていった。

「いいです。まかせますよ」
そういっていた。


挨拶はだんだん、「外来はまだか」「本国(エジオン)から再来は?」になっていった。
「狭い人数だと転校生が気になりますよ」ウルフはそういっている。




5



パーカーはアランにいった。
アランはエジオンの基地に残っている。
「日中はアルセウスやアルフレットと交信しろ。特筆することがあったら報告してくれ…」

「交信か…」
アランはコーヒールームでたばこをすったり、仕事用の部屋で通信したりした。

≪なんだ?アランか≫
「ジャイロダインはどうだ?」
≪なにかあったらメールを送る。欲しいものを送ってくれ≫
「…」


無人の子機が荷物を随時搬入してくる。
全自動でジャイロダインの倉庫においていく。

ウルフは雑用に追われながら、指令室のイスにすわった。
「ああ!?倉庫に荷物が40%になった。ほっとくとあふれる!」

運搬用コントロールカーで運んでもらうため、頭を下げに回った。
「エジオンで担当の設計図を決めてくるべきだった」

医者は診療所、コンビニ店員はコンビニ、花やはショップなので、担当のない人員に運搬を任せた。

「いやだっていったら、エジオンに帰ってもらいますよ!」
アルフレットが止めた。


一段落ついたかつかないかわからないが、酒を飲んだ。
アルフレット、ウルフ、ファジオでアルセウスはこなかった。

アルフレットとファジオがビールを飲みながら話している。
ウルフは横から手をのばしてファジオのつまみを取って口に入れた。




6


クラークがトテッチの横で寝そべっていた。
「トテッチ…親父さんは眠るから見張り頼むな」
トテッチを両手で持ち上げそういうと、

キリリとした顔をして、耳に手のひらをあて、目を凝らして遠くを見た。
「ハッハハハ。あたりを警戒しているのか」



7


ジャイロダイン


パーカーがウルフと交信している。「それでスペースインターネットに広告をだしたぞ。認知度が高まるはずだ」
≪そう、すばやく知れ渡らないと思いますね≫
「ううん。そうだ、と思う」


ジャイロのコンビニでは問題がおきていた。
「誰ですか。コンビニのケーキ人気あるからってもっていきすぎですよ」
ウルフが公園前のコンビニで騒いでいた。

「どうした」アルフレットも来た。
「貨幣がないから、在庫なくなるほどもっていきましたよ」

ウルフは公園に電子掲示板を設置してみてほしい“おふれ“を書くことにした。
「モニターでも確認してください」
いわゆるウォールだった。

あとバッテリーカセットだった。
発電をしていないのでエジオンからくる電池(カセットボンベ)を配給していた。
「つかいすぎないでください」
「サマーキャンプじゃないんだ」アルフレットがいった。「パーカーにいって太陽発電してもらう」
外周ではソーラー発電していた、だが足りない。
カセット配給センターに人を置いて配ることにした。
「制限がいりますよ」

太陽電池がおくられてきて、自宅で充電した。

「太陽の光が「中」にすくないぞ」
ジャイロダインのつつに計算して傾けて太陽光線を取り入れる。

「難しい操縦ですよ」
「ああ、まぶしすぎる。今度は暗い、よし」

計算が足りなかった。コンピュータと学者で計算して、エジオンでソフトウェアを開発してもらうことになった。

ウルフはやっと司令室に戻ってきた。
「人間関係のトラブルが多くて、操縦室運転する暇がないな」

モニターをみると、温度、熱、備品、いろいろ数値データがある。
「アアッ、オレに転がせるか…」

キーをひたすらたたいて、管理した。
「どれ?」

広告を見てみた。
「うん」

四方八方の空に向かってCMを飛ばしている。
「ジャイロダイン…」



8


アルフレットとアルセウスはジャイロの倉庫で毎日働いていた。

「ふー、荷物の詰まったケースを車で所定の場所まで運ぶ仕事か…」アルフレットは帳簿をみて、荷物を積み込み配達していた。
「まったくだ。さすがに弱音を吐きたくなる。店番のほうがよかった」アルセウスも汗を流して働いた。

「プログラムを組んでオートコントロールにしてやる。フン」
ウルフにいうと。
「ダメですよ。統計データ取れるまで手動で配達です」


ジャイロダインは一周するとすぐ同じ場所に戻ってくる。
つつの中で生活しているからだ。

「せまいぞ!アルセウス!クラークの顔がみたくなってくる」

アランがエジオンからモニターで≪たいくつか!?おれのつくったプログラムで遊びなよ≫

そういって、メモリーチップにいれて配達のPodにいれてきた。
「アランのプログラムなんかおもしろいはずがない」
アルセウスは無視した。

「ネットに売ってるけどね」
アルフレットはいじってみた。
「軽いね」こともなげに削除した。
≪あっ、オレの傑作を…≫
「帰れ…いや、交代でお前がこい」
≪…じきにアルセウスと交代するらしいけど…あなたは、どうだかね≫

アルフレットとアルセウスの配達の休みの日が来た。

「オレが独自にプログラムを組む」
コンクリートのアパートの一室でコンピュータに向かいだした。
「ガキンチョ楽器のサウンドシンセサイザーだ」

いきなりバッテリーカセットが切れた。
「なに、!?もう一本カセットをもらいに行くか」
アパートの階段を下りて、カセット配給センターに歩いた。
「ちわー。夜にならなくてよかった。ウルフに電話して日を傾けさせてやる」
ボンベを交換してもらった。
「真のアウトドア野郎の気分だ。家に電力が届かない気まずさ。エドアールのおやじが狂気するだろう、このサバイバルさ」

あり得ない楽器が変な音を鳴らす。
ブッ、パーパープピポ・パヒポ♪

「コヒーラ菅をアレンジして、叩くと音がでるね」

アルセウスを呼んでビデオカメラを回させた。
「いいか、オレの演奏をとれ、いや顔はいい、楽器を写せ。オレのオリジナルサウンドだ」

楽器をたたいて、変な音楽ができた。
「アランに送って聞かせてやる」


ウルフはパーカーに電話していた。
「ええ、ええ、はい」
≪アルフレットか、やつは何をやってるときでも文句を垂れる。そのままにしておけ≫




9


ファジオはソードショップの奥でコーヒーを沸かしてコップに注いだ。
「今日も誰も来ないな」
店のデスクにコップをおいて、店の中を歩いた。
「昔のマンガの『よろしくメカドック』みたいだな」

商品の埃を払ってモップをかける毎日だった。
風通しがいいペンキ塗りだ。
値段はまだ決定しなかった。

サングラスをかけて、のんびり営業していた。
「交渉次第で値段を決めるか」
そんなことをすると、客がよらない。

パソコンから呼び出し音が聞こえた。
みると、ウルフから連絡が来ていた。
「はい」
≪もうじき“外来”の船舶がきますよ。準備よろしく、初めて受け入れるのでなにがあるかわかりません≫
「了解」



10


“外来”の船舶が来た。
ウルフは迎えにいった。
ジャイロダインとぶつからないよう船を停止させて浮かばせた。

向こうの商品を外貨で買い取り、こっちの品を買ってもらう。貿易だ。
「ええ、荷物運ぶの手伝わさせてもらいます」

ウルフ、アルフレット、アルセウスが運ぶのを手伝った。
初めての客なので丁寧だ。

4時間停止していくという。
その間に交渉だ。
ウルフは書類を確認しながら交渉した。

ほとんどが商人の商隊だ。

ぞろぞろ中に足を運ぶ。
ファジオの店にも入ってきた。
コンビニではレジをとおして外貨を獲得。

具合の悪い客が一名、診療所を活用した。
エネルギー資源を買われたが、エジオンからの流し売りだ。
あと、水。
ファジオは「いらっしゃい」と鼻をこすった。

(ファイターじゃないな。商人か…)
ファイティングカッターとボーンランスが3本ずつ売れた。
(よそで売るんだな)

ひとつ2000で売った。合計1ジャム2000
(早く値決めをしないとな)

包まなくていいという。
入ってきたときのケースに詰めなおして、ガムテープでくるんだ。

(ケースから出さない予備を倉庫に置いておくか)

貿易は赤字だった。ぎりぎり。

ウルフは「まあ、こんなものですよ」といっていた。
「外貨がでていったか」アルフレットがいった。「まあ、パーカーの問題だ」



11


地球のアメリカに帰ったカーターは、モンスターが出現したことをニュースで知った。

「なに、ロシアか。パズズ…」
あのインプを思い出した。

アリスタンダーの洞窟を抜けるとき大地の鍵をつかった。
それで、アリスタンダーとは無関係に地球に封印されていたパズズとスカルオーガが復活した。

TVでウルトラマンのように自然の中で暴れる二匹。

(思い出した「イスカンダールはパズズを封印した」と)
鎧は部屋のリビングに飾っていた。

「なんと!」

TVに映るパズズはドラゴンフライのでかいのだ。
スカルオーガはあのインプだ!
面影がある。
奴の封印が融けて巨大化した。

パーカー氏にみせてもらったあの惑星から大昔飛来したのか?
それが地球に定着し進化し、さらにイスカンダールに封印されたのかもしれない。

「ロシア北部…!!」

カーターは妻にことわり、ワトソンとふたりでロシアに飛んだ!!



12


だんだんジャイロダインでは新入りが増えてきた。
アルフレットが倉庫で配達作業に追われていた。
「ふう、見慣れない顔がふえてきたな」
「まったくだ」アルセウスもいった。
汗だくの半そでで荷物をつんで車で配達する。

「みろ、昨日の担当者、こんなにやりのこしているぞ」
「まったくだ。わたしたちでなければこんなに配達できない」

「バッテリーカセットだ。重いぞこれは」普通の電池を小型ドラム缶くらいにした大きさだ。


ウルフは司令室でパーカーと通話していた。
≪最初はかもられても“外来”に来てもらうんだ。辺鄙な位置に誰も来なくなる≫
「そうですね。赤字の額は小さくて、まあまあ。ジャイロダインのホームページつくってスペースインターネットで稼いでますよ」
≪広告を飛ばして、広告で稼ぐな≫


ウルフはそれからみまわりにでた。
倉庫に来るとアルフレットが汗だくでスポーツドリンクを飲んでいた。
「おお、どうですか。はたらいてますか」
「まったくだ。季節を調節できるコロニーなのに真夏の暑さだ」
「わたしもサマーキャンプのボーイスカウトじゃないか、なんだったボーイリーダーだか何だかの気分です」
「ああ、アメリカのあれね」
「狭い町なか見慣れないのが増えたな」
「もう予定の300人いったんじゃないですか」



ファジオはパーカーと通信していた。

「パーカーさん。武器の種類を増やしたくて。アルフレットさんに見せてもらった、ドラゴンソードとオーバーランスを仕入れたくて」
≪そうか、それはいい。だが、ジャイロダインの打ち上げと組み立てでエジオンは外貨をほとんど使いつくしている。肝心の本国の金が不足気味だ。自分の店の外貨でやりくりするか、もう少し援助を待てるか≫
「わかりました。運搬船に契約して」
≪申し込めば運搬船が運んでくれる≫

だが、ファジオはネットで調べていた。「ドラゴンソードなんてどこの業者が仕入れてくれるんだ?」



13


街では新しく来た人々が先輩のいうことをきかないともめだした。

アルフレットが道端でもめていた。
「おい、ここではこうするんだ。オレは保安官代理のアルフレットだ」
「責任を感じるときだけ階級を下げていうな」アルセウスがいった。
「エジオンじゃそんなこといわないだろ」と反発された。


ウルフと三人で悩んだ。
「ダメだ、やつらは俺たちが苦労して編み出したルールに従おうとしない」
「わたしたちは一から体でいい悪いを身に付けたが、あとから来る人にしたら紙の上の知識を押し付けているように思えるんですよ。まずいですよ、こんな狭い世界で、陰険になったら」
「ちくしょう!エカルテ人の方がまだ、武士道精神があったぞ、エジオン人なんてそんなもんだったのか」


あとから来た人は我が物顔で歩き回っている。
先発隊の何人かは帰国したいといいだした。
「わたしもだ、あとから来たやつらは勝手すぎる」
「先輩なのに話を聞かないぞ」
「まあ、おちついてください」ウルフはあせった。