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2013年3月27日水曜日

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収録作品

1.バンパイア

2.ウルフマン








レベルラハム全面戦争



レベラハ全面









1


コインメカトリー―建築中のニュートラルブリッジ


四国の国王が集まり、まだ建築途中のニュートラルブリッジにはいった。

クラークがいった。
「ところどころ、シートカバーとれてないな」
「いかにも建築途中ですな」

中央に現役国王専用のターミナルがあり、そこが会議室になっていた。
「高いですな」
ラグナクロク国王、カロリーナの父がいった。

ブロームイン国王と息子のザールが特別に会議に参加する。
「すぐにはじめましょう」
モニターにパーカーが応答している。

時空警察のジュールも応答している。グレートシティからつないでいる。

会議室の外に並ぶように観葉植物が飾られているが、室内から見ると、ガラスの隙間スペースにならんで、反対側が見える。
クラークは半分ぼーっとしながら、(植物って向きによって違って見えるよな。こっちからだと半分しか見えないし。さっき見てたあれだなこれ)と考えていた。

全員着席し、ゴールド・ウィン王が口を開いた。
「それではクラークさん、詳しく話して下さい」
「ああ、俺の目の前に突然現れた。あとは猛烈な強さで、ジォヴェの楯が壊れるほどの破壊力だった」
「それで…」
ザールが息をのんだ。

クラークは見たことを話した。

「アンシャルとキシャルより果てか」
ブロームイン王がいった。
「それは…?」ラグナクロク国王がいった。
「ジォヴェの楯が…」
「ああ、粉砕された。神もな。地球の」

時空警察のジュールが応答した。
≪ぼくから。アンシャルとキシャルは重大機密だが、滅亡したとの情報だ。はるか遠い世界。遠くの都市世界≫

ブロームイン王がいう。
「滅亡したか…そうかもしれないな。我々の宇宙の古い文献に出てくる。我々の祖先はそこから移住してきた」
≪そう、伝説との中間みたいな史実だ。でも伝説ではラフムとラハムという世界があるという≫
「それもまた、アンシャルとキシャルの先祖の世界だという」
パーカーがいった。
≪なるほど、知らなかった≫

クラークがいった。
「大神との関係は?大神の世界とアンシャルとキシャルは?」
≪ぼくらの定説ではだ、大神ジォヴェの世界は建物でいえば上のフロア、アンシャルとキシャルは横に離れた土地だ。さらにラフムとラハムにいたっては現実通信したことがない≫

「伝承にもほとんどないな、ラハムとラハムは。アンシャルとキシャルの図書館にでもいけば、資料があるだろうけど」

≪…≫
「そういえば、アルフレットがグレートシティにグッド・ソードを買いにいったけど、よろしくな」
≪自腹でホテル代払うならどうぞ。いや、送るよ。送料無料で。緊急事態だ、すぐに帰ってもらいなよ≫
「…送料は無料だな。そうだな」
≪そうだよ≫

「だが、『神を模倣して』といったんだろ?!ラハム女神ではないということだ。なら、何なんだ、その母さんの正体は?」
「うーん、そういえば、しゃべり方がなんか、テレパシーとかそういうんじゃないけど、ロボットみたいな感じがするな。魂が抜けたような。エジプトの象形文章みたいに半分絵、半分文字みたいで現代人のしゃべりとなんか」
「エジプトの…ですか」

「向こうの世界はすべての常識が違うのだろう。もはや宇宙人とかいうレベルではない。常識や文化が生物とスマートフォンを比較するほど違う」

クラークがいった。
「大神は助けてくれないのか?」
≪……大神は…ぼくの今までの推理だけど、いいかい。水があっても字は書けない。墨軸でも渇いて書けない。水でこすると溶けてちょうど書ける≫
「それで」
≪楽園と地獄が全くに分かれてもさ。時間を止めてるのと同じさ。ブラックにミルクをたらして、混ざるようにさ、幸福は苦の苦さが楽園の退屈な平和と混ざるときにハーモニィを生むと、≫
「と?」
≪大神の思し召しだと考えたいということだよ。こんな困難は≫
「大神はいざとなると救ってくれると?」ゴールドウィン王がいう。
「それ以前にやらせ?か」ザールはいった。

≪ぼくにも、わからないよ≫

会議はそれで打ち切り、厳戒態勢をとることに決まった。
時空警察の推理によると全面戦争を仕掛けてくる可能性が高いという。

モニターは切られ、焼肉の準備がされた。

「やけに用意いいな。もてなされるとな」クラークがいった。
「誰が段取りをしているんだ?」ザールがきいた。
「私の発案だ。ほどんど」ブロームイン王がいう。「議長を時計回りで1年ごとにローティションすることになった。私が一年目だから、次はラグナクロク国、そのあとクラーク殿」
「最後はわたしか…現役でいれば…」

「なによ。肉、骨付きカルビだけか」
「酒もビールだけです。シンプルに」
「最後の焼き肉になるかもしれないな」ザールがいった。

「高いところで肉やくとな」




2


エカルテ城

「クラーク君。とうとう戦争か。急きょ引き返してきたが、グッド・ソードが手元にある。ぼくの活躍する分野だ」
「アルフレット、おめー刀、気軽そうに肩に担ぐな。そんな位置につっ立ってないで座ってくれ。刀が俺の首に下りてきそうで落ち着かないぞ」
「おっと失礼、クラーク君。ついでにコーヒーをとってこよう」
「ああ、いい、もってこさせるから、大臣の相談用の赤イスにこしかけろ」

城は先の襲撃で壊れはてていた。修復の工事人があちこちなおしている。

エドガーがはいってきた。
「どうだ?何か異変は?」
「ないですな。…ただ待って戦況を見守るのも戦争ですな、作戦をいじりながら」

コーヒーを給仕役が運んできた。
「それで、クラーク君。敵はそんなに強いのか」
「最強の楯を壊された、敵一人で星3つ分くらい強いな。でもクラークではま相手にならなくても、スーパークラークならダメージあたえられるな」


ラグナクロク

エドアードが倒したゾンビの残骸はラグナクロク国王たちが分析した。
ブロームインの国王が知っていた。
それによると惑星バルハルから侵入してきたと断定できるという。

「やつらは、侵略をいとわない。バイオソードも連中が盗んだはずだ」
ラグナクロクの会議室にエドアードとほか三名が会議をした。
「さらにレベルラハムか…」
「連中がグルでないことを祈るしかないが」

連絡は四カ国にいった。

「オーブリー、バイオソードの探索は中止だ」
「…わかりました、そのかわり」
「そう、レベルラハムとの全面戦争だ」

(あの金髪、そうかクラーク王の知り合いか。おそらく地球人だ)

壁のモニターにニュース速報が走る。
「!…ゴールド・ウィンに襲撃だ」

(!アルバート…一敗して体を失ったが、今のぼくは)
クラークも思い出した。「あいつ夢の中で倒した」

ゴールド・ウィンの軍が大規模に出動して戦闘している。

オーブリーがいった。
「ゴールド・ウィンの兵は訓練は受けているが、特別戦闘能力の高い兵士がいないのでは?!」
「そんな感じの軍隊だ」




3


ザールは父王と父王の後妻であり、育ての親であるガーネシャとはなしていた。
ランプの明かりを円形に灯しており、広く、丸くて赤い絨毯を敷いている。
「作戦の常駐ですが、ブロームイン城と魔法殿のどちらにしますか?」
ザール王子が発言した。

ガネーシャが答えた。「今の時代、モニターで通信が容易ですし、こだわる必要は」
父王がいった。
「確かにそうだが、軍事の号令のとき、その場にいないと不都合があるかな」
「確かに遅れたり、あるいは通信ではニュアンスが」
「魔法殿はキャプテンに任せてはどうか」
「そうか、シールド!」
「彼を通して発令せよ。二重指揮だけは避けろ」
「心得ております。どちらの号令をきいていいか兵が判断に迷います」
「城に常にいるのは私に任せろ。ザール、おまえは魔法殿と城をまたいで会議に参加しろ」

その夜、ザールは自宅に帰宅した。
ザール婦人を探したが、なんと婦人は室内でダイヤモンドの像と化している。
「これは!」
ザール婦人はおどろいたようすでダイヤモンドになっている。

「ダイヤモンドスターチュ…」

「!貴様、なにものだ!!我が妻を貴様が!?」
「我が名はダイヤモンドケルビム。君臨したまま滅ぶがいい…」
まばゆい、天使のナイトのようだった。

きがつくと敵はいなかった。

ザールは王やガーネシャには相談したが、ニュースに報告するか迷った。
「もしかしたら、ダイヤモンドの石化を治療できる魔法使いが助けてくれるかもしれない。だが、秘密裏にしたくもある」
「…あまり好んで広めることでもないからな。おそらく、ダイヤモンドケルビムとかいうモノを倒すかすれば元に戻るだろう」
「私もそれを考えてました」ザールは答えた。「ガーネシャ、あなたの術でも無理か?」
「さすがに…単なる石化ならみたことがありますが、規模が違う感じがします」




4


クラークがモニターをみていった。
「どうする?数であいつをたたむしかない」
エドガーがいった。
「状況を見てあっちの王と通信と援軍を」
「わかった」


アルバートは宙に浮いている。

ストロービーム部隊が射撃する。

チュオーーーン  550
ガー      300
ボボボボボー   784
チュチュチュジジジ 897

「くっ、そんな攻撃でぼくを…アルバートボール!!」
アルバートの手のひらからエネルギーのボールが飛びだしふってくる。

「ゴールド部隊!」
ゴールドエクスカリバーを装備した戦士が10名ほど、前に出て、アルバートボールを剣撃する。耐熱剣のゴールドエクスカリバーは熱くなったが、光撃をうちくだく。

「ちっ、数が多いな。アルバートストーム」

小型の竜巻が起こり、ゴールド・ウィンの兵士たちを飲み込む。
「アルバート2の力みたか…」

「うおお」
「があ」
「ぐうう」

「ミサイル発射装填!」

シュ、ド!
高熱ミサイル 4000

「ぐ、ミサイルか、よくも」

アルバート2はバリアを張りだした。
「エネルギーを消費するが!これで君たちの攻撃は半減する!」

また、ストロービーム部隊が連射する。

トュルオン 100
トルルルン 158
タタタタ  98

エカルテでクラークたちは見ていた。
アルフレットがいう。
「まずいぞ、あのバリアは」
「おおお、援軍か…」

秘書猫が「交代で徹夜でしょうか」といっておびえた。


ゴールド・ウィン城

国王が口に手を当てて映像を見ている。

「…どうする!?これにするか…パワーライト!」
アルバート2はまぶしい炎熱を発した。
ゴルデンシールドを部隊はかざした。
照りつけるように高熱がつらぬく。
「く、42℃あるぞ、気象情報をみろ」
軍事用のパソコンを後方部隊が閲覧している。
「くそ、これではどうしょうもない」
「そう長い時間続かない」

比較的消極的な攻撃だが、防ぐすべもなかった。
兵士はじわじわ疲労した。

「ミサイル第二段!発射せよ!!」

ガクン、GO!

「バリアを張ったといったろ!」

高熱ミサイル 2130

そのすきにビームが襲う。
「く、力を使いすぎた…クールダウンしたほうが電池が長持ちするな」
アルバート2は退却した。





5

アルフレットがいった。
「なにもおきないな」

「ああ、ひまだな。政治の対策でもしてた方がいいのかな」
クラークが本から目を離していった。
「なに読んでる?クラーク君、兵法書か」
「ああ、詩集だ。ディキンスン詩集。詩人なんか苦労の挙句、予知とか予言とか、そういう境地にいたるんだな。この本買った時は、たいして面白くない言葉ならべてるだけでパッとしないと思ったけどな。知恵うかばないときヒントになるぞ、この小説の先書かれてる」
「大将になると落ち着かないか…僕はただ戦うだけの戦闘マシーンだ。あれこれ思案するのは君の仕事だ」
アルフレットは剣をさやから抜いて見ていった。


クラークがいった。
「夕飯、ここで肉を串にさして焼いて喰うからな」
アルフレットが反対した。
「僕は反対だ。ここは食事場じゃないな」
「天井かなりこわれて、空見えてるからいいだろ。アウトドア焼肉だ」

オーブリーがいった。
「たしかに、これなら外でやるのと同じ感じだ」
「だべ?修理の人、戦い終わるまで王宮を応急処置しかしないからいいんだ」

猫とクラークは炭をコンロで燃やし、網を乗せた。
鉄串に刺した肉が台所から運ばれてくる。

エドガーとホワイトさんも顔を出した。
天井のすきまから星が見える。


「敵が襲ってこないのは何でかな」クラークが肉を喰いながらいった。
「様子を見ているのか…戦略があるのか」オーブリーも焼けた鉄串をとった。

パチパチいいながら肉が焼ける。脂が落ちて煙になるが、壊れた建物なので空気と逃げる。

エドガーとホワイトさんは一本だけ串肉を食べるとひきあげていった。
「失敬だが、帰って休ませてもらう。長期戦になるとカンがいっている。ダウンするより養生ですじゃ」
「ああ、それがいいかもな。交代で」
クラークがいった。
「わたしも…」ホワイトさんも帰宅した。

肉が焦げるいいにおいがする。外気がふきつけてきて、半分戸外、半分室内の風だ。
「クラーク君、玉ねぎをのこすな」
「…アルバート、あいつ退却したな」
「以外と手こずっていたな、アルバート君が」
「やつ、攻撃しても、自分が喰らっても内部エネルギーが減っていくんだ」
「そうか!何をやっても無駄だとあせったんだ、あのとき!」

秘書猫が酒をもってきた。ワインとウォトカだ。
「トウガラシ風味のたれが利いてますね」
「戦争終わったら建て直さないとな、エカルテ…」

肉も喰いつくし、玉ねぎの切れ端が、焦げている。
「火そのまま焚いとけ。寒くなってきた。自然と燃え尽きるまで」

アルフレットがワインを飲んで酔っていた。
「君もワインか…強い酒がすきそうだが」オーブリーに話しかけていた。
「…いでたちでそう思われそうだけど、普段はコーヒーのほうが好きでね。ウィスキーとか啜りそうに見えるのは、僕がまねしてる人種が好物なのさ」

アルフレットは立って、柱に寄りかかって飲んでいる。
軽くうなずくとイスに腰掛けた。
いつの間にか夜が暗くなってきた。
クラークも王座ですこし、居眠りをしている。毛布をかぶせて…。
猫は引き揚げて、アルコーヴの一部屋を借りて休んでいる。

「まねしてるって、正義漢の盗賊とかかな」
「盗賊じゃない…けど、そんな感じだ。ぼくの前職は革命組織の一員だ。あまり人にいいたくない」
「僕もだ。警官だ、前職は。いまはクラークの飼い犬だけど」
「…」
会話はそれ以上続かなかった。




6


エドアードたち、ラグナロク軍はトレーニングとパトロールをかかさなかった。

四人は汗をタオルで拭きながら休んでいる。
「ハァハァ、疲れたぜ。恋人は元気かよ、エドアード」
「まあな」
「ノートを貸せよ。俺が詩をかいてやるから、エドアードはそれを買ってくれ。ああ、軍事用ノートブックだぜ、あんまりかわいいノートはよせよ…」
そういってサラサラ詩を書いている。
ビリ
ノートをちぎってエドアードに渡す。
「書いたぜ。たばこ一本たかるのにも知恵を絞らされるぜ」
「ふーん。面白い詩だ。詩人だな」
「そうだぜ、貧困から始まるんだ、詩なんて…」
「もらっとく。ほらシガレット4本吸えよ」
「ああ、運動の後は喫煙だぜ」
手のひらで火を覆いながら火をつける。
「ふーう。うまいぜ。トレーニングの後は」
「ストロービーム銃というガンをゴールドウィンから輸入してくれるらしいぜ」
「そうか、いいな。撃つだけで大打撃だ」
「そうだぜ、大学のとき、こんなに体育の授業頑張ってたか?俺ら。剣術なんて向き不向きがあるんだぜ」


アルフレットがこわれかけた王宮で、黙って立っている。
「どうだ、クラーク君。異変はないのか」
「…パトロールにいかせてみるか!?それより通信で」

ラグナクロク城の国王につないでみた。
「なにかありましたか?」
「クラークさん。我が国も警戒を続けてますが、いまのところ」
「そうですか…」
通信を切った。
「なにもないみたいだぞ」

オーブリーもしゃがむような格好でイスに座っている。
「…」
アルフレットが口を開いた。
「僕は環境が自分を律した。厳しい環境がぼくを鍛えてくれたと思っている。僕を殺したければ、目の前に大金を積めばいい」
「おまえ、そんな苦労人だったか?」クラークがモニターをチェックしながらいう。
「そうさ、砂糖水でぼくを殺せる…」

そのとき、ものすごい揺れの地震が起きた。
後でわかったが四国全部揺れた。

ズオオオオオオッガガアアガガー

「おおお、っきたか」
「来たか!」
「…」

模倣マリッドとカリッド

グアアアアアアア
城をつらぬき、体躯の全部が見えない。
「なるほど、いいでかさだ」

模倣マリッドとカリッドは口からくさい獣を生みだした。
ゲフ…ガフ、ガガア

「卵から生まれない!哺乳類か」オーブリーがうろたえた。

シューン
親の獣模倣マリッドとカリッドは消えた。

クマと鹿を混ぜたような獣は、親ほどではないが普通のクマの3倍くらいの体格だ。

くさいガス 

くさい獣は猛臭をはきだした。
「うぐ…換気がよくてよかった。キャロムゲーム」
オーブリーはイーグルフルーレを全開で撃った。でかいので百中で当たる。

キャロムゲーム 3154
スーガッ!

アルフレットも攻撃した。
「生まれたばかりだが、手加減しないな。ハッ!!!」
試し斬り、グッド・ソード 2345

ザッグゥー

クラークもホーリーモーニングスターを斧状にした。

ミノタウロスハンド 1845

ドッガ!

目の前にいるので面白いように当たる。
攻撃されたからだから赤黒い血が溢れる。
「うもももおおおお!!」
くさい獣はでかい体躯で暴れ出した。

「ぐあ」 450
「うお」 100
「くそ」 374

「休むな攻撃しろ!」オーブリーが叫んだ。

スズメバチの巣 3745
ドガガガガガガ
「ハアハァ、これでもか!ハアハァ…」

アルフレットの右手、左手

ザッ!ザク!
「右手、左手に持ち替えてグッド・ソードの片手うちだ!」
14571578

「…どうだ」クラークは様子を見守った。

「がおおおお」
くさい獣は毒ガスを放ち、さらに引火した。

毒ガス火焔 

「ぐう」  897
「おお?」 978
「バリア」 0




7


オーブリーはクラークたちに相手をさせ、後ろを向いてたっていた。
「…」

いきなり、思い出したように振り向くと、くさい獣に一撃を入れた。
「スヌーカー!!ブルーレイピア」

イーグルフルーレのスヌーカーと二刀流でブルーレイピアが叩きこまれた。

2347.1234

「本気を出すか!アルフレットボール」

アルフレットボール 5671

「おお、いいぞアルフレット!燃やしてしまえ」クラークが叫ぶ。

つらぬく 

ド、シ…

「クラーク!」
クラークが獣につらぬかれた。

闘牛士が牛の角にはねられるように舞い上がった。

1900
「クラーク大丈夫か」
「がは…いてえな」
「まったく、楯がないとダメか!?」

シャルルクロス 3001

マッスルアタック 1450

ドシィ…ν
「ごふ」
今度はオーブリーが喰らった。

アルフレットがおちつきはらっていった。
「君たちは水薬でも飲んで休養したまえ」

春雨 5640
ズドドドドドドドドドドドドオオ

「うおーんんん」
「おっ、そろそろご臨終かい」
アルフレットはくさい獣の角にしがみつき、ロデオをはじめた。
「今、楽にしてやるからな」グッドソードを首につく刺そうと片手で構えた。
「いけ、アルフレット!!」

グザ
「グイイイイイイイイインンン」
獣の最後の雄たけび 2345
「ぐお、くらったか、だが…」
獣は苦しそうに眼をむいているが、倒れてビクビク痙攣している。
「とどめだ!」
アルフレットはオーラでくさい獣にとどめを刺した。
ガー
「たおしたか…」クラークが胸を押さえながらいった。
「ああ」
「やったぞ」オーブリーもしゃがみ込みながらいった。