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2013年10月24日木曜日

バアル神ビーナスを破壊する





バアル神ビーナスを破壊する












1


空から魔人がふってきた。

「おおっ!?なんだ」
「なんだ、あの巨人は」

バアル神だった。

「どこかでみたことがある」
アルフは首をかしげた。

手にはアイスソードを握っている。

「…やつは!アークトウルスだ!クマに乗っていないが」

クマから下りたア―クトゥルスはバアル神という神々の末裔の魔人だった。

「いきなりバトルか」アルセウスはファイティングカッターをぬいた。

「まて」
アルフは止めたがアルセウスは飛び出した。

音速斬り

ギン

アイスソードでバアルはなんなくとめた。
バアルはアイスソードをふるう。

音速カブトのスピードでかわした。

「アルフレットソード」
雷とともに強力な剣が落ちてくる。

「はっ!」

バアルも今度はよけきれない。
「グッ!?」

ピン 1687

そのすきにアルセウスが斬り込む。
「ファイティングカッター!!」

ザ…678

バアルは剣を持たない手に力を走らせた。

バリバリバリバリ

サンダーストーム

アルフ 234
アルセウス 1245

アルセウスは地面に倒れた。

「一対一か」アルフは構えた。
疾風 (気功)

片手に剣を突きだし。(およそ水平)
反対の手はカンフーのようにカマキリのように肩の上に構える。

バアルはアイスソードを両手に構え力で叩きつけるかまえだ。

ドン!

ぐあああ、アイスソードが力任せに向かう。
アルフは剣の先で支点を狙ってはじいた。
バアルの腕の力は疾風では叩き伏せられなかった。ましてアイスソードは強力だった。

バシーン

「ぐっ、力負けした?」
だが、アルフは後ろに跳躍した。

(なんとか力は逃がした)

力と気功が蓄積した反対腕に剣を持ちかえ、回転するようにめがける。

グッ・オオオオ
かすった!!
345

バアルのアイスソードから冷風が吹き出す。
「ムッ!?」



2


ガッギィイイン

アルフレットソードに亀裂が入る。
「むおっ!?」
さらに冷気で凍りついてきた。
「っくそっ」

アルフレットソードは湯気のようにもうもう煙をあげて消えていく。
「くおっ!?耐久性に難が」

正義の剣を取り出した。

「アルフレットシールド」

楯をかまえる。

アイスソードクラッシュ

気がつくとあたりは二人の戦いで地震のように揺れていた。

グラグラグラゴゴゴ

バアルの剣がアルフの楯を襲う。
ガシイ

正義の剣がバアルを斬りつける。
ドバア 2345

血みどろになって二人は闘いを続ける。
そのとき人影が助っ人にはいった。
「ん?なにやつ」

ビームサーベル 451
チュオン

「アウトレウス…」
「アウトレウスだと」

「ヘラクレスマインド!!ヘラクレスの加護がありますように」

アウトレウスの体に光が集まり、力に満ちた。
「パリスの審判のパリスに似ているな」アルフは手を休めて見ていた。「この土地の現地人か…」

「三日月型のこぶし」

バアルの懐に入り、クラークのエレファントバスターに似た技たった。

どっしいいいい 5744

バアルはたおれた。
よろよろ置きあがると、アイスソードをつかんで空に飛んでいった。




3


「ぼくはアルフレット。君はアウトレウスか…」
「そうだ。父はグレートシティの時空警察官だった。父の赴任でビーナスで生まれ育った」


みるとポリスが二人集まってきた。
アルフとよろよろ立ち上がるアルセウスに声をかけた。
「おふたりに十人の月の乙女にあっていただきたい」


ガウディのようなでかい建物にはいる。
ビーナスポリスは時空警察ではないが、その連合をとりビーナスのエリアの範囲で警備活動をとる。

入口のすぐのエスカレーターでサークルトレイン乗る階に移動する。
「補導されているみたいだ…」

モノレールのように別の建物につながって移動する。
「うお、高いぞ」

十人の月の乙女がいるというところまで案内された。

重いカーテンがずっしりと幾重にも敷かれている。
十人交代で日に王座に座るという。



4


エジオン

パーカーが無人衛星をとばしてドラゴンフライの方向をカメラでみている。
ノートパソコンを広げてみている。
リモートでコントロールできるが、まっ暗い宇宙と隕石などの塵しか見えない。
動くスマートフォンみたいなものだった。

「途中で壊れたらそこまでなんだよな」
少し動的角度を修正してパソコンをとじた。

壁のモニターをつけてニュースを散策した。
ズラーと画面が映る。

地球ではパズズを倒したとある。
パーカーのネットのページにレットから帰還するとあった。
「…倒したか。もうくる」

ビーナスから連絡はなかった。
ジャイロダインはあいかわらずだ。
アランとウルフがこたつにこもるように維持していた。


5


片目のつぶれた絶世の美女が王座に座っている。
(このひとは)
アルフは夢で見た女性だと気がついた。
「ようこそ、アリスタンダーを倒した戦士よ。ビーナスを襲った魔人をとめてくれてありがとう」
「いや…」

威圧する物腰がある。
「わたしたち十人の月の乙女は女のアイユーブ(ヨブ)なのです。苦行をつみ、神通力を会得する。十人のうち七人は女のアイユーブ。三人は三友なのです。三友の訪問、テマン人、エリパズ。シュア人、ビルダデ。ナーマ人、ゾパルの女性形なのです」

「なるほど、どうりで…」




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