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2011年8月30日火曜日

二層式洗濯機のマインド


二層式洗濯機のマインド

昭和40年代。

昼の1時。

しなびたコインランドリーも昼間は日が当たり

いつもの不気味さも少しは和らぐ。

推定年齢40歳の営業マンが仕事中に通りかかる。

「あれ、お前、昼間にも来てんの !?

「いや、学校の帰りにね、彼女を連れてきたんですけどね。

怒って帰っちゃいましたよ」

「そういや洗濯ものないよな」

「営業マンさんは今日はどこに営業にでるんですか」

「裏鳴建設株式会社ってとこにこれから訪問」

「昼間から大変ですね」

「そこのおっさんたち暇な時に趣味で書いてる



小説があるんだけどそれがラジオ恐怖小説なわけ。

そこの社長がいうには田中角栄の時代が終わったら

ゼネコンはヤバいっていうんだよ。

それで今から社名をCloseEnergyっていう横文字会社にして

小説さばく計画があるの。その会議」

「午後の授業から恐竜生命学の講義

二人で聴きに行ってなかなおりとかしちゃおうかなあって」

「これからは科学者マインドだよ。

これがあるやつが勝つんだよ。

頑張れ学生」

「科学者マインドかあ。

聞きづらいことでも何でもねほりはほり質問しちゃえる精神ですよね」

「そういやおまえ名前なんていうの」

「大(だい)学(まなぶ)ですけどね」







恐竜生命学の講義

「学君たら、今度恐竜公園につれていってー」

教授 「最近の大学生は授業中にいちゃついておる。

科学者マインドをしっかりもて!!!